昨日で2018年度も最終営業日を迎えましたが、第3四半期に過去最大の運用損失を出したGPIFの運用(公的年金の積立金の運用)はどうなったのでしょうか。
<参考記事>
年金運用で 15 兆円もの損失を出してもなぜ公的年金は維持可能なのか?
例年通りだと公式に結果が公表されるのは7月ですが、資産配分や市場の収益率等からざっくり試算した感じだと第4四半期は6%程度のプラス、2018年度通期では1%台のプラスになりそうです。今年に入ってから1月、2月と株価が回復したことでマイナスを脱しました。
(2月までの市場の収益率は企業年金連合会のサイトを参照)
2月に第3四半期の運用結果が公表されたときには「1分間で1億1000万円の損失」とツイッターで勝手に腹を立てている政治家さんがいらっしゃいましたが、今度は「1分間でxxx円の収益」と喜ぶんでしょうかねー
一方、企業年金(確定給付型)のほうは企業によって運用内容が異なり、そもそも事業年度が4~3月ではないケースもありますが、平均的な資産構成割合で見るとこちらも1~2%程度のプラスと推計されます。また、国内株式よりも外国株式の割合を高めに設定していた企業年金では、より高い利回りを獲得できたことが予想されます。
<参考記事>
年金運用で 15 兆円もの損失を出してもなぜ公的年金は維持可能なのか?
例年通りだと公式に結果が公表されるのは7月ですが、資産配分や市場の収益率等からざっくり試算した感じだと第4四半期は6%程度のプラス、2018年度通期では1%台のプラスになりそうです。今年に入ってから1月、2月と株価が回復したことでマイナスを脱しました。
(2月までの市場の収益率は企業年金連合会のサイトを参照)
2月に第3四半期の運用結果が公表されたときには「1分間で1億1000万円の損失」とツイッターで勝手に腹を立てている政治家さんがいらっしゃいましたが、今度は「1分間でxxx円の収益」と喜ぶんでしょうかねー
一方、企業年金(確定給付型)のほうは企業によって運用内容が異なり、そもそも事業年度が4~3月ではないケースもありますが、平均的な資産構成割合で見るとこちらも1~2%程度のプラスと推計されます。また、国内株式よりも外国株式の割合を高めに設定していた企業年金では、より高い利回りを獲得できたことが予想されます。