以前にこちらの記事で、「年金時代」という年金制度を専門に扱う情報サイトで連載された権丈善一氏と坂本純一氏による対談記事を紹介したところですが、その後連載企画として「居酒屋ねんきん談義」と命名され、「新規来店客」を交えた鼎談記事の連載が続いています。


年金時代


直近の回では、
  • 厚生年金の適用拡大によって将来の基礎年金の給付水準が上昇する。
  • 基礎年金の給付水準上昇に伴う国庫負担の増加は国民健康保険の国庫負担の減少で相殺することが考えられる。
  • 更なる適用拡大に向けては、雇用保険と同じ適用要件(注)とすることが考えられる。
注:「週所定労働時間が20時間以上」かつ「31日以上の見込み」であること。

といった、他のメディアではまず目にすることのない、公的年金についてのコアな話に触れることができます。私もこの連載を読んで、これから進められようとしている次の年金制度改正の方向性や、それがどのような意味を持つのかについて、より深く理解できるようになりました。年金に関わる仕事についている人は、ぜひ読んでおくべき連載だと思います。

もう1つ、ついでといっては何ですが、公的年金の歴史に関する興味深い記事も見つけたのでここに紹介します。

年金というのはいつの時代も政治問題化しやすく、なかなかその本当の意義を人々に理解してもらえないものなんですね。そういう中でもあるべき年金制度の姿を真剣に考え、その構築のために多大な労力を払ってきた人たちがいて、今の日本の公的年金制度は成り立っているのだといえます。