昨日の記事で、SBI証券の企業型DCプランについては全く中身を把握していないと書きましたが、Webサイトをよくよく見ると、結構いろんな情報が載っています。

基本的には中小・零細企業を対象とした総合型のDCプランで、給与(前払い)との選択制を前提とした掛金設定(月5,000円~)としているようです。

運用商品のラインナップもこちらに公開されていて、全部で38本あります。ただ、うち4本はターゲットイヤーなので、商品本数上限のカウントとしては35本でぴったりですね。

内訳は、
  • 投資信託(単一資産型・パッシブ):国内、国外(先進国と新興国)の債券、株式と国内外のREIT各1本で計8
  • 投資信託(バランス型・パッシブ):ライフサイクルファンド一式の4本と6資産型1本の計5
  • 投資信託(単一資産型・アクティブ):内外株式が10本、内外債券が3本の計13
  • 投資信託(バランス型・アクティブ):ライフサイクルファンド一式の3本、ターゲットイヤーファンド一式の4本、アロケーション型の1本、計8
  • 定期預金4
となっていて、iDeCoのラインナップと同じように株式のアクティブファンドが多くなっています。コモンズ、レオス、ポートフォリア、ありがとう投信といった国内の独立系のファンドが多く入っているのも特徴です。充実しているといえば充実していますが、中小・零細企業を対象としたDCプランということを前提に考えるとどうなんでしょうか…。

ただ中小企業にとっての選択肢はiDeCo+も含めて少しでも多いほうがよいのは確かです。総合型DCはほかにも数多くありますが、商品ラインナップ等が公表されているのは私の知る限りこのSBIのプランとさわかみ投信のプランくらいです(さわかみについてはまた別の機会に)。あとはそもそも受託してもらえるのかどうかも直接聞いてみないとわかりません(人数要件とかがあったりする)。

法改正により運営管理機関や商品の評価が努力義務となりましたが、当社も含めて総合型DCに入っている中小企業にとって運管を見直すということは加入するプランを乗り換えることを意味します。できれば5年に1回、総合型の情報を集めてコストや商品、事務処理の手間などを比較できるといいでしょう。