先日、第一生命経済研究所より「長く働き続けるための『学び直し』の実態と意識」と題するレポートがリリースされました(こちらに掲載)。正社員に対するアンケート調査では、長く働きたいと思いながら学び直しの必要性を認識していない人が多く、企業側からのメッセージやサポートが必要であるという趣旨の内容となっています。

ですが、私の目に留まったのは、レポートの最初のほうで引用されている「人手不足を緩和するために取り組んでいる対策<複数回答>」の調査結果です(2016年12月独立行政法人労働政策研修・研究機構による)。

「中途採用の強化」を筆頭に、全部で18項目が回答の多い順に並んでいるのですが、人手不足への対策は基本的に以下のいずれかに分類できます。
  • 新しく人を入れる
  • 今いる人を活用する
  • 仕事量を減らす
で、この3つに結果を色分けしてみたらこうなりました。
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やはり直接的な対策である「新しく人を入れる」項目が上位を占めていますが、今後さらに労働力人口が減少していくことを考えれば、長期的にはあとの2つが重要になるでしょう。

上の回答項目にはありませんが、せっかく採用できた人材が流出しないようにすること、そのためにはこのレポートのテーマである「学び」の機会を提供することが重要であり、それによって上の回答にもある高齢者や非正社員の活用も推進できるようになるのではないかと思います。