先日、新たに確定拠出年金を導入した企業で、加入者向けの運用商品セミナーを開催しました。

当日は自由参加にもかかわらず半数以上の方に出席いただきました。制度導入時の運営管理機関による説明会で、基本的なところについてはひととおり説明を受け、運用商品についても一旦は配分指定の書類に記入・提出はしたものの、やはりどれを選んでよいのかよくわからなかったいという方が多かったようです。
任意参加の投資教育セミナーはあまり人が集まらないというのをよく聞きますが、やはり「鉄は熱いうちに打て」で、関心が最も高まる初回の掛金拠出前というタイミングがよかったのだと思います。
これまでは、退職金制度の見直しをサポートする中で、確定拠出年金の導入を決定し、労使合意がなされた後の対応は完全に運営管理機関にバトンタッチしていたのですが、今回初めて従業員の方と直接対面する形でセミナーを開催する機会を得、生の反応を感じることができて非常に良い経験になりました。
会場等の都合もあって、自分では一切説明資料を作らず(ごはんと野菜と肉のイラストのみ用意w)、運営管理機関の資料の他はホワイトボードのみを使用して行うというのも初めての試みでしたが、参加いただいた皆さんには熱心に耳を傾けていただき、「役に立った」という評価も多数いただいて、今回のセミナーを企画して本当によかったと思います。
ちなみに、当日のプログラムはこんな感じでした(時間は60分)。
1.分散投資と資産配分について
-導入時説明会の振り返り
-分散投資は確定拠出年金以外の退職金や自己資産を含めて考える
-国内株式と外国株式の配分をどう考えるか
-超低金利の中で国内債券への配分をどう考えるか
-具体的な配分割合の提示(例示)
2.運用商品の絞り込み方
-信託報酬とは何か
-信託報酬が割安かどうかを判断する目安
-パッシブとアクティブの違い
-コアとなる商品をチェック
3.掛金の配分指定の再検討
-運用商品の一覧表を見ながら掛金の配分指定を再検討
-スマホで加入者サイトにログイン
-実際の配分指定の変更手順を確認(そのまま変更手続きを完了された方もいらっしゃいました)
確定拠出年金では、各加入者が自らの判断で運用商品を選択したり変更したりできるようになるか、制度を導入したあとの運営が非常に重要になってきます。今後はこうした機会をぜひ増やしていきたいと思います!

当日は自由参加にもかかわらず半数以上の方に出席いただきました。制度導入時の運営管理機関による説明会で、基本的なところについてはひととおり説明を受け、運用商品についても一旦は配分指定の書類に記入・提出はしたものの、やはりどれを選んでよいのかよくわからなかったいという方が多かったようです。
任意参加の投資教育セミナーはあまり人が集まらないというのをよく聞きますが、やはり「鉄は熱いうちに打て」で、関心が最も高まる初回の掛金拠出前というタイミングがよかったのだと思います。
これまでは、退職金制度の見直しをサポートする中で、確定拠出年金の導入を決定し、労使合意がなされた後の対応は完全に運営管理機関にバトンタッチしていたのですが、今回初めて従業員の方と直接対面する形でセミナーを開催する機会を得、生の反応を感じることができて非常に良い経験になりました。
会場等の都合もあって、自分では一切説明資料を作らず(ごはんと野菜と肉のイラストのみ用意w)、運営管理機関の資料の他はホワイトボードのみを使用して行うというのも初めての試みでしたが、参加いただいた皆さんには熱心に耳を傾けていただき、「役に立った」という評価も多数いただいて、今回のセミナーを企画して本当によかったと思います。
ちなみに、当日のプログラムはこんな感じでした(時間は60分)。
1.分散投資と資産配分について
-導入時説明会の振り返り
-分散投資は確定拠出年金以外の退職金や自己資産を含めて考える
-国内株式と外国株式の配分をどう考えるか
-超低金利の中で国内債券への配分をどう考えるか
-具体的な配分割合の提示(例示)
2.運用商品の絞り込み方
-信託報酬とは何か
-信託報酬が割安かどうかを判断する目安
-パッシブとアクティブの違い
-コアとなる商品をチェック
3.掛金の配分指定の再検討
-運用商品の一覧表を見ながら掛金の配分指定を再検討
-スマホで加入者サイトにログイン
-実際の配分指定の変更手順を確認(そのまま変更手続きを完了された方もいらっしゃいました)
確定拠出年金では、各加入者が自らの判断で運用商品を選択したり変更したりできるようになるか、制度を導入したあとの運営が非常に重要になってきます。今後はこうした機会をぜひ増やしていきたいと思います!