2018年は戌(いぬ)年。「戌笑う」という相場格言はさておき、2017年はiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の対象拡大、そして2018年はつみたてNISAがスタートと、現役世代の積立投資と資産形成を後押しする環境が整ってきています。

以前、「何のために、どの仕組みを使って、何に投資するのか?~①我が家の配分状況」の記事で我が家のポートフォリオを紹介しましたが、今回は40歳を迎える今年1年の積立予定を公開しちゃいます(割合の表示はあくまでイメージです)。
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中心の近く、一番小さな円は積立の目的(資金の用途)を表していて、何にでも使える「ALL」、子どもの大学進学に備えた「こども」、自分たちのリタイア後に備えた「リタイア」の3つに分かれています。

そしてその1つ外側にある円は資金の置き場所を示しています。「ALL」に対応する資金はいつでも引き出せる銀行預金に、「こども」に対応する資金は18歳で引き出せるようになるジュニアNISAに、そして「リタイア」に対応する資金は60歳で引き出せるようになるiDeCoと、非課税期間が20年と長いつみたてNISAに積み立てることとしています。

つみたてNISAと一般NISAを1人で併用することはできませんが、つみたてNISAは自分名義の口座で、ジュニアNISAは子ども名義の口座でという形での併用は可能です。ただ、つみたてNISAだけでも夫婦2人で年間80万円の積立枠がありますから、基本的にはいつでも引き出せるつみたてNISAを優先し、余裕があればジュニアNISAも使ってみるというスタンスでよいでしょう。
私もジュニアNISAに関しては、新たに積み立てるというよりは、去年まで預金に置いていたものを一部移すイメージです。

最後に、外側の円で示しているのがそれぞれの口座で運用(投資)する資産の種類です。銀行預金に関しては今は普通預金も定期預金も利率は0%近くで大した違いはありませんが、普段使っている口座とは別に資金の置き場所を用意し、確実に積み立てるために定期預金にしておくことには意味があります。

職場に財形貯蓄があればそれを利用するのが手っ取り早いですが、ない場合でも積立定期預金を利用すれば自動的にお金を貯めることができます。積立定期預金は、毎月決まった日に決まった額を普通預金から定期預金に積み立てていくというのが基本的な仕組みであり、多くの銀行で取り扱っています。

ジュニアNISAでは、株式の個別銘柄や投資信託が広く対象となっていますが、想定される運用期間が10年前後であまり大きなリスクは取れないことから、バランス型の中でも債券への投資割合が高い投資信託で積み立てることとしています。具体的な商品名をあげるとDCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)です。

そして20年以上の長期運用を想定しているつみたてNISAとiDeCoでは、株式を投資対象とする投資信託をメインに積み立てることとしています。こちらは複数の商品に投資していますが、メインは楽天・全世界株式インデックス・ファンドです。世界の株式をほぼカバーできるので、この1本だけでもいいくらいです。

ちなみに上記の2商品は、それぞれつみたてNISA商品についての「安定性重視で選ぶならこの1本」「収益性重視で選ぶならこの1本」の記事の中で紹介した投資信託でもあります。

なお、つみたてNISAには日本株のアクティブファンドも一部組み入れていて、独立系の投信会社で運用しているコモンズ30ひふみプラスを設定しています。これはまぁオマケみたいなものですね。

iDeCoもつみたてNISAも税金の計算は年単位で行う仕組みになっています。年の始めに今年の積立計画を立ててみてはいかがでしょうか。