昨日の記事では、数あるつみたてNISAの商品の中から、収益性重視で1本の商品を選びました。今日は逆に安定性重視で選んでみたいと思います。
※あくまで個人の考えです。

モーニングスターのサイトを活用

安定性重視となると債券への配分割合が比較的高いバランス型の商品が候補となりますが、金融庁のサイトに掲載された商品の一覧ではどの商品がどういう資産配分になっているのか分かりません。そこでモーニングスターのつみたてNISA対象ファンド一覧のページを活用することにします。

上記のページではつみたてNISAの対象商品が一覧となっており、いくつかの条件で商品の絞り込みや並べ替えができるようになっています(一覧から漏れている商品も一部ありますが)。バランス型の商品については、「安定型」「安定成長型」「バランス型」「成長型」「ターゲットイヤー」の5つに区分されています。

これらの区分がどういう基準で行われているのか、具体的に示されたものは見当たりませんでしたが、株式やREITへの配分比率が概ね25%程度までだと安定型、3~5割程度だと安定成長型、5~7割程度だとバランス型、8割以上だと積極型に分類されているようです。

資産構成と信託報酬で選ぶ

モーニングスターによる分類で「安定型」を選択すると、この時点で4つの商品に絞ることができます。これらの商品について資産構成割合(%)を比較したのが以下の表です、
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いずれも債券の割合が8割前後と高くなっていますが、国内と海外の割合は商品によってかなり違いがありますね。

安定性重視でいくなら、国内債券の割合が最も高く、株式の割合が最も低いDCニッセイワールドセレクトF(安定型)で決まりでしょう。信託報酬も0.17%とバランス型商品全体の中で最も低くなっています。投資対象の資産構成も主要4資産のみのシンプルな構成で分かりやすいです。

つみたてNISAでは主に株式投資がメインになっていますが、これはほとんど債券投資といってよいでしょう。つみたてNISAにもこんな商品あったんですね。

取り扱っている金融機関は?

今のところ、この商品を取り扱っている金融機関は以下のネット証券4社に限られるようです。
  • 楽天証券
  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 松井証券
大手の金融機関だと、モーニングスターで安定型に分類されている商品のうち、「たわらノーロード バランス(堅実型)」についてはみずほ銀行で取り扱っています。ただこの商品、DCニッセイワールドセレクトF(安定型)とは対照的に投資対象が細かく設定され、複雑な構成になっています。

外貨建て資産の8割近くはヘッジ付きとなっており、為替の変動によるリスクも軽減される仕組みになっていますが、将来的に「金利上昇・インフレ・円安」の局面になる状況を想定すると、国内債券に対してはヘッジを付けない外貨建て資産を組み合わせておくのがいいのではないかというのが私の考えです。