厚生労働省から7月のiDeCo(個人型確定拠出年金)の新規加入者数が公表されました(こちら)。国民年金基金連合会のサイトのほうはまだですね。

7月の新規加入状況は、

第1号加入者(自営業者等):3,637人(前月比-211人)
第2号加入者のうち会社員:22,709人(前月比+1,059人)
第2号加入者のうち公務員等:8,416人(前月比+668人)
第3号加入者(専業主婦・夫):1,304人(前月比+35人)
合計:36,066人(前月比+1,551人)

今年に入っての推移は以下のとおりです。
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7月末現在の加入者数は58.4万人、前月からの増加は3.4万人で、増加のペースは6月とほぼ変わっていません。加入対象が拡大された今年1月以降、毎月の新規加入者数は大きく増減してきましたが、3万人台半ばで落ち着いてきた感じです。加入者数100万人到達は来年に持ち越しとなりそうですね。

これまでも何度か書いているとおり、iDeCo加入の大きなハードルの1つになっていると考えられるのが申し込み手続きの煩雑さです。特に会社員の場合、加入資格があるのかどうか、掛金の上限はいくらなのか、天引きによる掛金納付はOKなのかといった点について、事業主による証明(確認)をもらう必要があります。

金融機関(運営管理機関)への資料請求から制度への加入、運用の開始までは順調に行っても2か月程度かかりますが、申し込み書類が複雑なだけに不備も多いようで、その場合にはさらに時間がかかってしまいます。

一方、NISAについては、口座開設と同時に投資ができるような制度の見直しが検討されているようです(現状は二重口座でないことの確認に2週間程度かかっているとのこと)。
口座開設にあたっては本人確認書類や住民票を用意する必要がありますが、この見直しが実現すれば、資料請求から最短1週間程度でNISAでの投資を始めることもできそうです。

iDeCoに関しても、こうした手続きの迅速化、効率化に向けた見直しが進むことを期待したいですね。