昨日の記事では私の17年前の初任給の給与明細を紹介したところですが、給与明細にはその名のとおり、
  • 支給額の内訳
  • 控除(天引き)額の内訳
  • その他給与の支払いに合わせて精算する金額の内訳
と、これらを差し引きした最終的な振込支給額が記載されているのが一般的かと思います。

支給額の内訳には、その会社(社員)の給与を構成する「○○給(例:基本給、職務給、資格給、etc)」や各種手当、残業代など、控除額の内訳には税金(所得税と住民税)や社会保険料(厚生年金や健康保険など)など、その他には年末調整などの項目が入ります。立て替えた経費の精算などは会社によって取り扱いが異なるかもしれません。

そして当社の場合には、「その他」の欄にDC掛金という項目が記載されるようになっています。確定拠出年金の掛金額ですね。

DC掛金はもちろん、給与の振込口座ではなくDCの専用口座に入金されるので、振込支給額には関係ありません。ですので、DC掛金を給与明細に記載している会社は少ないかもしれません。

当社でも最初から記載していたわけではなく、基本給の一部を「前払退職金」に組み替え、本人の選択によりその一部をDC掛金に上乗せすること(いわゆる選択制DC)ができるようになってから、自分の選択した結果が確認できるように、記載を追加したという経緯があります。

また、ポイント制の退職金を導入している企業では、年に1回それまでのポイントの残高を給与明細に記載しているケースもあるようですね。

給与明細は報酬に関する社員とのコミュニケーションツールの1つと考えることができます。普段社員があまり意識することのない、でも毎年相応のコストがかかっていて、社員の将来にとっても大切な退職金や企業年金について伝える機会としても活用したいですね。