先週と先々週に3会場にわたって開催した「年金と退職金の賢い増やし講座」、その内容を振り返りながら、アンケートでいただいたお客様の声を一部紹介していきたいと思います。

私が講師を務めた第2部では、老後資金の3本柱である「国の年金」「会社の退職金・企業年金」「自分の退職金」について、それぞれの特徴や仕組みを踏まえたうえで、それらの「増やし方」についてお話ししました。

1つ目の国の年金に関しては、
国民年金・厚生年金の試算がわからなかったので大変参考になりました。また受け取りを遅らせた場合の割増もわかりました。
年金の受給延長の考え方。年金をいくら受け取れるかという視点でしか考えていなかったので、とても参考になりました。
という声をいただき、「生きている限り一定の額を受け取れる」という国の年金の最大の特徴を、どううまく活用するかということについて、お伝えできたのではないかと思います。

<参考記事>
「老後資金の必要額=70歳までの必要額」という考え方
年金世代1人あたりで見る年金制度の黒字


2つ目の会社の退職金に関しては、会社によって仕組みも水準も様々なので、一律にこうだと言うことは難しい面もあるのですが、
退職金がいくらもらえるのか考えたことも無かったので、一度計算してみます。
という声にあるように、まずは自分の退職金に関心を持ち、自分の会社の退職金がどうなっているのかを知ることから始めることが大切ですね。

<参考記事>
退職金は会社への貸し付け?
退職金の「返済条件」
定年前に辞めると退職金はどうなるのか


3つ目の自分の退職金に関しては、イデコ(個人型確定拠出年金)を中心に話をさせていただいたのですが、
「自分の退職金」という領域はほとんど知りませんでいたので、大変勉強になりました。イデコについてもっと調べてみようと思います。
iDeCoについては知らないことが多かったので参考になりました。
「節税年金イデコ」については、まったく知らなかった。私の年齢も40歳で老後の投資を考えていたので、これならば自分でも無理せず投資も可能だと思う。
 イデコが節税面で優れ、かつ初心者でも行いやすい制度だとわかりました。
というように、ここで紹介していないものも含めて、アンケートの中で最も多くの声をいただきました。

イデコは法改正によってにわかに注目が高まり、国もCMを打つなどして普及に力を入れようとしていますが、まだまだその知名度は低く、税制や投資の面でのメリットも十分浸透していないのが現状ですね(こうしたセミナーに参加している人でさえよく知らないんですから…)。

<参考記事>
20%の節税は20%の運用利回りと同じ効果?
確定拠出年金の積立・運用シミュレーション
国基連の新サイト「イデコガイド」は加入者拡大につながるのか?
公務員のiDeCo加入手続き書類が届きました
運用の「リスク」を Output is central で考える


一方で、今回は年金・退職金全般についてポイントを絞って話したこともあり、もう少し深い内容を知りたかったという声もいくつかいただきました。

関心のあるテーマについて尋ねた質問に対しては、各会場とも「資産の運用・投資」という回答が多く、また東京では(参加者の年齢層の関係もあると思いますが)「定年後の働き方」という回答が最も多かったので、今後セミナー等を企画する際には参考にしたいと思います。