企業年金連合会では、毎年、確定給付型の企業年金を対象とした資産運用の実態調査を行っています。先日、2015年度の調査結果の概要(速報値)がアップされていました。この調査では、運用利回りのほか、資産構成割合などについても集計されており、過去からの推移についても ...
もっと読む
2016年08月
専業主婦(夫)と確定拠出年金
確定拠出年金法の改正により来年から個人型DCの対象が広がり、400万人以上の公務員も対象に加わることになるというのは昨日書いたとおりですが、これより人数が多いのが第3号被保険者、いわゆる専業主婦(夫)です。新たに900万人程度が対象に加わります。掛金の拠出限度額は ...
もっと読む
公務員の退職金と確定拠出年金
来年から個人型DCの加入対象が基本的に公的年金の加入者全体に広がることになり、新たに2600万人程度が対象に加わることになります。そしてこのうち300万人以上は公務員です。公務員は安定した収入があり、金融リテラシーも比較的高いことから、大きなマーケットとして期待さ ...
もっと読む
【退職金・年金の超キホン⑩】国民年金と厚生年金~第3号被保険者って何?
「退職金・年金の超キホン」シリーズの10回目です。第8回からは国の年金について解説しています。第8回:日本の年金制度は破たんしている?第9回:生命保険にもなる国の年金国の年金は「国民年金」と「厚生年金」の2つに分けられます。国民年金は20歳から59歳の国民全員が加 ...
もっと読む
税金より重い退職後の国民健康保険料
昨日の記事でDCの受け取り方法と税金との関係について書きましたが、国民健康保険料との関係がどうなっているのか、調べてみました。会社を退職し、無職(または自営業者等)になると、基本的には国民健康保険に加入することになります。国民健康保険料は市区町村によって異 ...
もっと読む
DCはいつ、どのように受け取るのがいいのか?
ダイヤモンドオンラインに個人型DCの給付の受け取りに関する記事があがっていました(「退職金と個人型確定拠出年金を『同じ年に受け取る』のは要注意!」)。給付を受け取るタイミングなどによって税額の計算が異なり、退職金と同じ年に受け取ると思わぬ税負担が発生するこ ...
もっと読む
産業別のモデル厚生年金額
退職金や企業年金に関する統計調査はいくつかありますが、情報量でみると賃金に関する調査のほうが圧倒的に勝っています。例えば、厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、性別、年齢階級別、学歴別、企業規模別、産業別といった項目別に細かく集計されています。そこでこの ...
もっと読む
DBにもある「従業員拠出」
確定拠出年金法の改正により個人型DCの加入対象が拡大され、企業型DCを実施している企業では「従業員拠出」のあり方を考えておくことが求められます(参考:「企業型DCで従業員拠出を可能にする3つの方法」)。ところでこの従業員拠出、つまり企業年金制度の加入者による掛金 ...
もっと読む
総合型DCは改正確定拠出年金法にどう対応していくか
「確定拠出年金法の改正について、企業の立場から課題や論点をまとめてください」というオーダーを受けて原稿を書いていたところで、ふと総合型DCはどう対応したらいいのだろうかということが気になりました。総合型DCというのは、1つの年金規約に(資本関係等の有無に関わら ...
もっと読む
【退職金・年金の超キホン⑨】生命保険にもなる国の年金
「退職金・年金の超キホン」シリーズの9回目です。前回に引き続き国の年金について書いていきます。(前回はこちら:日本の年金制度は破たんしている?)年金というと「老後にもらえるもの」というイメージしかないかもしれませんが、公的年金の給付には次の3種類があります ...
もっと読む