退職金に関する統計調査の1つに、内閣官房が実施している「民間企業における退職給付制度の実態に関する調査」があります。他の調査と異なり、毎年テーマに応じて調査項目が変わるのが特徴です。先日結果が公表された平成27年調査のテーマは「ワークライフバランス・女性活躍 ...
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2016年04月
【企業型DC担当者も要チェック】SBI証券 個人型DCの商品を大幅追加
先週22日、SBI証券から「個人型年金プラン運用商品大幅拡充のお知らせ~低信託報酬のインデックスファンドなど計20本を追加~」がプレスリリースされました(詳しくはこちら)。SBI証券は個人型の確定拠出年金(DC)プランを提供している金融機関(正式には「運営管理機関」 ...
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もう増える余地がない年金債務
昨日の日経朝刊1面トップは「年金債務 企業を圧迫」でした(ちなみにここでいう「年金債務」は「退職給付債務」と同じ意味)。「日銀のマイナス金利政策の影響が、年金の負担増を通じ企業収益を圧迫し始めた。長期金利の利回りがマイナス圏に下がったことで、企業が将来の年 ...
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生保一般勘定はいつまで「お宝保険」でいられるか?
22日、日経に「明治安田、企業年金の受託停止」のニュースが流れました。日経 Top@nikkei_top[日本経済新聞] 明治安田、企業年金の受託停止 マイナス金利で運用難 (会員限定) https://t.co/L6tKrh5FPj2016/04/22 02:08:38 見出しだけ見ると明治安田生命が企業年金業務をやめ ...
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ミッション、名刺、10年後のインタビュー
昨日、ビジネスバンク社のセミナーに行ってきました。テーマは「ミッッション」です。数年前に退去したレンタルオフィスからいまも届いているテナント企業向けのメルマガ、普段はほとんど読んでいないのですが、たまたまこのセミナーへの招待の案内が載っているのを見つけ、 ...
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「確定給付」と「確定拠出」の本当の意味
日本の企業年金制度の2本柱である「確定給付企業年金」と「確定拠出年金」(ちなみに、確定拠出のほうだけ「企業」がついてないのは、個人型もあるからです)。字面のとおり、確定給付企業年金は先に給付が確定していて資産運用の結果によって掛金が変動する制度、確定拠出年 ...
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退職金のこれまでとこれから
日本において独自の発展を遂げてきた退職金制度。その起原は俗に、江戸時代の「のれん分け」にあるとよく言われます。また、退職金制度のもつ役割としては、一般に、勤続功労報償説生活保障説賃金後払い説の3つがよくあげられます。しかし実際のところはどうなんでしょうか? ...
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ハイリスク・ハイリターンとローリスク・ローリターンは条件の向きが逆
資産運用の世界でよく言われる言葉に「ハイリスク・ハイリターン」「ローリスク・ローリターン」というのがありますが、この2つの言葉の意味するところを正しく理解するには、正しい条件の向きを知っておくことが重要です。どういうことかというと、「ハイリスク・ハイリター ...
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特別法人税の影を振り払うことはできるか?~改正DC法の付帯決議
先日、DC(確定拠出年金)法の改正案が参議院の厚生労働委員会で審議入りしたという記事を書いたところですが、15日には参議院本会議で可決され、衆議院に送られることとなりました。衆議院では先の国会で一度可決されていることから、今国会で再可決、成立するのはほぼ確実 ...
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社員にとって理想の退職金とは
私は2006年に大阪事務所を開設して以来、大阪を拠点として退職金・企業年金のコンサルタントとして活動していますが、事務所開設の翌年から現在に至るまで、継続してお付き合いさせていただいているお客様がいらっしゃいます。当時多くの会社で対応が迫られていた、適格退職 ...
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