6月6日に開催された第8回の確定拠出年金(DC)運用専門委員会の議事録が、先週6月14日付でアップされています(こちら)。この日は、2月以降の一連の議論をとりまとめた報告書について、第7回からの修正箇所の確認が行われ内容が確定したわけですが、最後に各委員からの意見 ...
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70歳を超えても現役で働けるようにするには
当社には、大手金融機関を定年退職した翌営業日に入社し、以後現在に至るまで勤務しているメンバーがいます。70代半ばになった今でこそ週1,2回の勤務ですが、少し前までは他の社員と同じように週5で勤務していました。なぜ70歳を超えても新しい職場で現役で働いてこれたのか ...
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次世代に求められる退職給付
既存の退職金や企業年金の枠にとらわれない、これからの時代の退職給付について、これまでの記事の中でいくつか書いてきました。・退職金はないけど70になっても働ける会社・退職給付は「セレクション アンド バリエーション」の時代へ・3ステージの人生からマルチステージの ...
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税制面で有利な米国債への投資方法
昨日の記事では米国債の直接購入について書いたところですが、米国債への投資に関して、税制面でより有利な方法がないか、調べてみました。なお、外国債券の直接購入にかかる税金の仕組みについては、大和証券のこちらのページが分りやすいと思います。割引債を購入する昨日 ...
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米ドル預金に預けるくらいなら米国債を直接買おう
昨日、自宅にとある銀行からの外貨預金のダイレクトメールが届いていました。米ドル1年定期で1.6%。ほぼ利息ゼロの円預金より利率が高いのはもちろん、ざっと検索したところでは、他行の米ドル預金に比べても高めの金利設定になっているようです。ただ、税金を引くと年1.274% ...
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お金では買えない定年後の予行演習
会社の近くにある書店に寄ったら、こちらの本が人気ランキングの上位に入っていました。定年後 - 50歳からの生き方、終わり方 (中公新書) [新書]楠木新 著中央公論新社2017-04-19プロフィールを見ると、著者の楠木新氏は大手生命保険会社(日本生命)で会社人生を過ごし、201 ...
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転職を前提にした退職金水準の考え方
退職金の水準といった場合、一般には8日の記事に書いたように標準者(新卒で入社し、定年まで勤務した社員)に対する支給額を指します。大卒標準者の場合、大企業なら2千万円強、中小企業なら1千万円強というのが平均的な水準です。しかし、転職や中途採用が珍しくなくなった ...
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「月刊 企業年金」に退職給付債務の解説記事を寄稿しました
企業年金連合会が発行する「月刊 企業年金」2017年6月号に退職給付会計についての解説記事を寄稿しました。5月号より「退職給付会計ABC」と題する全10回の連載を掲載しており、当社のコンサルタントが交代で執筆しています。私が担当した第2回では、退職給付会計において中心 ...
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国会答弁に縛られた指定運用方法の設定基準
今日(6月9日)の日経朝刊に「確定拠出年金『骨抜き』改革」と題した記事がありました(Web版はこちら)。6日に専門委員会で取りまとめられた報告書において、指定運用方法(加入者が商品を選択しないまま一定期間経過した場合に自動的に割り当てられる商品)の設定基準とし ...
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大企業の特徴が浮かぶ経団連の退職金・年金調査結果
今月2日、経団連から「2016年9月度 退職金・年金に関する実態調査結果」が公表されました。経団連Webサイトトップページの新着情報からダウンロードできます。こちらの調査は東京経営者協会と共同で、会員企業を対象に隔年で実施されているものであり、回答企業数は283社、そ ...
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